日帰り北海道をした話②

昼にはまだ早い時間に雪像を見終わり暇となった。友人によるとすすきの付近の別会場には氷像もあるということだったので見に行くことにした。

 

途中で立ち寄った神社。

 

サイドリザベーション方式だと車に邪魔されないので良い。

 

 

 

本音を言うと氷像の方がクオリティ高くて見応えがあったと思う。

 

昼の時間である。某苫小牧観光大使を擬人化したキャラクターの影響によりカレーラーメンとなるものを食したい欲は多少あったものの、札幌市内でとなると新札幌まで行かねばならないらしいので断念し、良さげラーメン屋を探すことにした。

 

 

寒い土地で食うラーメンは旨い。
友人氏がカップ麵で見たことあると言っていたが、確かに見たことあるような印な気がする。

 

 

雪像を見て飯を食い、概ねの目標を達成したため本格的に暇になってきた。
とりあえず札幌時計台に行ったものの、それ以外の市内の博物館的なところはどこも休館日であった。

札大に行くことにした。理由はあまり覚えていないが、構内がデカい大学があれば行きたくなるものであろう。

 

 

札大構内は、一面雪景色であった。そしてロードヒーティングの無い札幌の姿をそのまま残していた。歩道はほとんど除雪されておらず、踏み固められて氷と化した路面の上にサラサラの雪が積もりなんとか歩道として機能している歩道が敷地の端まで延々と続いていた。

こんな状態の構内でも、まだ後期の授業が終わっていないのか北大生と思われる人々が次々と通り過ぎていく。驚くことに、彼らは決して良くない路面状態の歩道を苦にもせず、とんでもないスピードで歩いて行くので驚きである。

 

我々はよくわからないテンションでひたすらに歩き続け、18条通りを越え学部生の来ない人気の少ないエリアまで辿り着いた。

 

18条のトンネルを越したすぐの場所に札幌農学校第2農場なる施設群があった。明治から大正期頃に建設された木造・レンガ造りの建物が複数あり、それらが無料で見れるとのことだった。

 

 

良さのある建物が敷地内にこんなにもひっそりとあるのかとという感じである。札幌の観光名所としてもう少し着目されても良いのではないか。
新コロのせいで屋内には入れなかったので機会があれば再履をしたいものである。

 

そこから少し北まで歩いたものの、北20条門辺りから先は除雪すらされていないため敷地の端までは行けなかったために踏破は諦めた。
ただ北端を目指して一直線に歩いて結構遠くまで歩いた感覚であったが、これが西にも未踏の広い敷地が広がっているというので本当に北大は広い。

 

 

もうやる事も無いし歩き疲れたし酒でも飲むかということで地下鉄ですすきのまで戻り、Googleで評価の良さげな飲み屋に入った。

 

上の貝の刺身はホッキ貝である。これも某ウマ娘に影響されて頼んだ。
どれも旨かったが、特に旨かったのは左下の白子。生臭さというのが一切無く、珍味を殆ど食べない筆者でももう一度食べたいと思うほどのものであった。
(筆者の映え能力が低く旨そうに見えないのは目を瞑って欲しい)

 

goo.gl

 

控え目に言って当たりの飲み屋であったと思う。札幌で飲み屋を探す時はぜひ。

 

 

時刻は5時頃、雪像プロジェクションマッピングが始まる頃だったので大通公園に戻った。

 

 

 

Snow Mixは結構すきな曲。行ったことは無いがライブみたいな雰囲気は多分好きなので、結構いい感じの気分に浸れた。

 

 

 

凄いような、そうでもないような。常に進化し続けている映像技術に触れていると凄いものに凄い刺激を受けるということが少なくなっていくような気がする。

 

 

明日帰るという友人と別れ、札幌の夜の街を目に焼き付けつつ帰路についた。

 

 

 

日が暮れ始めてから粉雪が舞っていた。多くもなく、少なくもない、街を歩きながら雪を楽しむには程よい量の雪が降る。
札幌の街は、物語の中に出てくるようなとても美しい光景となっていた。

 

 

札駅6時頃発のエアポート快速に揺られて新千歳空港に向かう。
行きは随分長く感じた35分だが、帰りは一瞬だったような気がする。

 

 

 

 

 

JL530便はほぼ定刻で羽田に着いた。

 

 

 

日帰り北海道、できるけど1泊した方がゆとりはあるよね。そういう感じである。